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オーナーシェフ高濱のストイックでちょっといい話 2015年2月アーカイブ

麻痺

ISISに拘束され殺害された
あまりにも理不尽で無慈悲それ以外に
言葉は無い

連日、テレビやラジオ、ネット等で報じられる
特に映像
その光景が少しずつ、少しずつ脳に入り込んでくる
刷り込まれ、刷り込まれ
最後の瞬間を目にし
その後の光景ですら見る事ができたのだ
「自己責任」
遠い異国の地で起こった出来事
プライベートまでがさらされている
彼らが家族や友人、恋人だったらどうだろう?
そんな事が言えるのだろうか?
いつの間にそんな他人事のような感覚に・・・
いや!もともとそうだったのかもしれない

教育の現場にその光景を持ち込んだ馬鹿がいた
以外にもそれを良しとする意見がかなりあったことに驚いた
ネット社会
大人が隠そうとしても目に出来る
しかし
子供が好奇心で観ようとするそれと
大人が観せるそれとはまったく別
そんなものが教育なのだろうか?
良く考えて思ってください

少しずつ、少しずつ
麻痺している
麻痺していることにすら気付かないように
麻痺しているのではないだろうか

私に何が出来るのだろうか・・・
あなたは何が出来るのだろうか・・・

一つの方向性を彼が示していました

目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。
憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。
そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。

彼らを含め多くの者が犠牲となり何かを伝えようとしています
そのメッセージを無駄にしてはいけない
私達に託された未来への
メッセージなのだから

 



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